先月くらいに、知り合いからメールが届いた。
以前、同じバンドに所属していた人で、家族みんなでその方のお宅に遊びに行ったり、
花火大会の日にその方のお宅の屋上で宴会に誘ってもらったりと、大変お世話になった方。
現在は以前のバンドも解散し、会うことも無くなっていたのだが、
そのメールには、アドリブ練習を毎週やっているから、都合が合えばぜひどうぞ、というもの。
なんて素敵な企画なのだ!
私はジャズバンドに現在も所属しているが、ジャズを演奏しているといってもアドリブソロが吹けない。
それではジャズのおもしろさを味わえていない、と言われてしまうことも多い。
うーーん、私はソロはうまい人の演奏は聴きたいが、自分がソロを吹きたいかと言えば、かっこよく吹ける自信があるのなら吹きたいが吹けないから吹きたくない。
でも、練習や本番は楽しめているんだけどな。
下手でもいいから演奏ができればよい、という感覚でもない。
演奏する以上、人に聴かせるのであれば、向上心を持って練習に取り組んでいきたいと思っている。
この年齢まで音楽を続けていると、自分の思う音楽とのかかわり方というものがその人なりにあるだろう。
それはそれでその人の想いなのだし、否定されることでは無いはず。
ただ、バンドに所属していると、バンドとしての方向性というものが関わってくる。
関わり方の違う人が同じバンドにいる場合、衝突するだろう。
でもそれこそ、いい大人なので、お互い譲歩したり尊重したりすることができると思いたい。が、そうでもないパターンを今までいくつも見てきた。。。
私は現在、ソロも練習もさせてもらいつつ、ビッグバンドに居させてもらっているのはありがたいなぁとは思う。
でもメンバーがいないと成り立たないわけで、居させてもらう、と、へりくだるのもおかしいのかな。
前置きが長くなったが、毎週金曜日にその方が練習を開催しているが、ちょっといけないわけで。
大好きなフィットネスの講座曜日と重なっているからだ。
ところが、休講日があり、今回行けるチャンスがやってきた!
久しぶりにその方のお宅にお邪魔しました。
練習ができるのは、元倉庫を改修したスペース。
お茶屋さんなので大きな冷蔵庫をお持ちで、夏は涼しく過ごせるスタジオとなっていた。
ドラム、グランドピアノ、ギターやトランペット、アンプ類もあって音楽スタジオとして完璧なスペースとなっていた!(外カメラもついてるので、誰かが来たら見えるようになっていて、私が到着するときにすでに家主が外で待っていてくれた!)
開始時間より10分ほど遅れたのだが、そこにはベース、ギター、ピアノ、ラッパ(家主)が揃っていた!しかも今日はドラムも来るという。
そのうち、ギター、ドラム、ラッパが、以前同じバンドに所属していたメンバーなので、かれこれ10年ぶりくらいの再会に。
覚えていてくれたし、うれしいと言ってくれるしで、本当に私もうれしかった。
肝心の練習は、がつがつしたものではなく、スタンダード曲を全員がソロを回していくというもの。
恥ずかしいとかそういうレベルではなく、緊張もせず、吹けなくても間違えても大丈夫な世界がここにあった!
だんだんと調子が出てきて、相変わらずコードはわからないけど、
吹くことが楽しいと思える時間となった!!これには本当に感謝!!
なかなか金曜日の練習には行けないけれど、
もっといろんなキーの曲を練習させてもらえると嬉しいなぁ。
自分が持っていた黒本がやっと役立った日となった。
これからもよろしくです。