最近、SDGsという言葉をよく聞く。
個人的には、わざわざこの用語を世界的に使わなくても、
個人レベルで持続可能な社会になるために、自分でできることをしている人達を知っているので、わざわざバッジを胸に付けてまでアピールすることに意味を感じていない。
意識するならまず行動をどんどんしてくれたらいい、と思う。
という自分は、SDGsについて特に行動をしていない。だから何も言わない。
けれど、知識や学びは継続している。
家で使うものは循環型のものとは言えない。
プラスチック製品の恩恵も受けているし、生ごみも水分を良く切らずにゴミとして廃棄している。発電機も持っていない。電気自動車は2台あるがガソリンが必要だ(ハイブリットではない)。
そんな自分だが、体と心と環境に優しいマルシェを運営している一人だ。
販売する商品が、上記の暮らしの提案になるようなお店さんに出店していただいている。
具体的には、飲食店なら添加物を使わず、身体に優しい素材を使い、それを包むパッケージにも廃棄した際に環境に優しいもの、もしくはパッケージ無しにするなど、ごみを出さない、出しても燃やした場合二酸化炭素を減らしているなど、基準は設けていないが、心掛けているお店に出店していただいている。
もっと、きびしい基準を設けて開催する方法もあるだろう。
でも、その前に自分はどうなんだと。
マルシェの基準は厳しくて、自分はそれを実践できていない、というのは何とも心地悪いのだ。
だからといって、何もしないというのも心地悪い。
甘いかもしれないが、
誰でも
できることを
できることから
でいいのではないかと。
志は高く。少しずつ目指す世界へ、ほんの1ミリでも前に進めたなら。
一年後には365ミリは進むわけで。
ということで、SDGsという言葉ばかりが先行しがちな今、
意識を向ける意味でも、
ナチュラルな衣食住の提案をするマルシェを開催します。
今回は同じ方向を向いているスーパーさんの場所をお借りしての開催。
プロモーションが含まれているように見えるかもしれないが、
それもまた良しかなと。それで相乗効果があればいいわけで。
でも規模的には大きくなくてもいいので、定期的に開催して、
お客さんが来やすい環境、心地よいと感じる環境で開催したいなぁと。
ここに行きたい、ここで出会う人とモノが魅力的だから、と感じられるマルシェに育てたい気持ちがある。
いつかは、持続可能な生活の提案にふさわしい場所を構えられたら、それが理想なのだけど。。。