仕事で、一泊二日で小学生30人対象に講座を開催した。
講座内容は、プログラミング講座で、子どもたちでもわかる入門編。
初日は、ドローン操作の体験。これが何に役立つのか、どう使うとより効果的なのかなどを実体験した。
初日の午後は、プログラミングで自分で組んだ指示でmBotという車がちゃんと思い通りに動かせるかを実体験した。
先生が「答えはありません。」と言った。
そう。どうやってプログラミングをしていくかは自分で決める。
やり方は何通りもあるし、どれが正解かなんて無い。
そういう世の中となっていく、すでになり始めている。
学校教育から変えていく必要があると強く思った。
子どもたちは素直で順応だから、
面白いことに興味を持ち、どんどん進んでいく。
集中力がある、ないも、個人の個性。
それを均一に、普通にしたがるのは、親のほう。
親が子どもへ期待したり失望したりするのは勝手だが、
それを子どもに植え付けたり押し付けたりするのは違う。
「お母さんはこう思う」だけで十分だと思う。
考えるのは子ども自身だ。
初めてのお泊りで不安なのは、実は親のほうではないか。
みんなに迷惑をかけるのではないか。
子どもが寂しがって泣いてしまって悲しい思いをさせてしまうのではないか。
などなど。
これらの解決方法は、
やってみる。
それだけ。試さないと何事も始まらない。
実際、やっぱりなんとかなる。
何とかなる経験をするのと、先回りして守ってしまう(経験をさせない)のとでは、
その子の人生経験のスタートの位置からどんどん差が広がってしまう。
かわいい子には旅をさせよ。というのはそういうことなんだな。
大人の役割。しっかりしないといけないな。
いや、しっかりするのとは違うか。
大人が楽しく好きなことにいつまでもチャレンジして、
楽しく仕事も家庭も過ごすことが一番なんだな。
ほったらかしと違う。
大事に扱うのは過保護とも違う。
自分らしく楽しく仕事して、家庭も楽しめばいいだけのことじゃないかな。